(一般社団法人日本環境感染学会とりまとめを一部改変)令和2年3月1日版 ご家族に新型コロナウイルス感染が疑われる場合 家庭内でご注意いただきたいこと ~8つのポイント~ 個室にしましょう。食事や寝るときも別室としてください。 ・子どもがいる方、部屋数が少ない場合など、部屋を分けられない場合には、少なくとも 2m以上の距離を保ったり、仕切りやカーテンなどを設置することをお薦めします。 ・寝るときは頭の位置を互い違いになるようにしましょう。  ご本人は極力部屋から出ないようにしましょう。 トイレ、バスルームなど共有スペースの利用は最小限にしましょう。 部屋を分けましょう 心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、 妊婦の方などが感染者のお世話をするのは避けてください。 感染者のお世話はできるだけ限られた方で。 使用したマスクは他の部屋に持ち出さないでください。  マスクの表面には触れないようにしてください。マスクを外 す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。  マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗いましょう。 (アルコール手指消毒剤でも可) s ※マスクが汚れたときは、すぐに新しい清潔な乾燥マスクと交換。 ※マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆う。 マスクをつけましょう こまめに石鹸で手を洗いましょう、アルコール消毒をしま しょう。洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにし てください。 こまめに手を洗いましょう 裏面へラベルのない画像 定期的に換気してください。共有スペースや他の部屋も窓を開 け放しにするなど換気しましょう。 換気をしましょう 共用部分(ドアの取っ手、ノブ、ベッド柵など)は、薄めた市販 の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。 ・物に付着したウイルスはしばらく生存します。 ・家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、使用量の 目安に従って薄めて使ってください(目安となる濃度は0.05%です(製品の濃度が6%の 場合、水3Lに液を25mlです。))。  トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消 毒剤でこまめに消毒しましょう。 ・タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。 ・感染者の使用したものを分けて洗う必要はありません。  洗浄前のものを共用しないようにしてください。 ・特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどでは共用しないように注意しましょう。 手で触れる共有部分を消毒しましょう 体液で汚れた衣服、リネンを取り扱う際は、手袋とマスク をつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてくだ さい。 ・糞便からウイルスが検出されることがあります。 汚れたリネン、衣服を洗濯しましょう 鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に 出すときは密閉して捨ててください。その後は直ちに石鹸で手 を洗いましょう。 ゴミは密閉して捨てましょう ご本人は外出を避けて下さい。 ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察を し、不要不急の外出は避け、特に咳や発熱などの症状が あるときには、職場などに行かないでください。