令和3年度 学校評価の概要 1 学校評価の実施状況 2 自己評価(教職員による評価) 3 学校関係者評価(学校評議員による評価) 4 外部アンケート(保護者・児童生徒) 資料:自己評価・外部アンケートの結果(詳細)     沖縄県立沖縄盲学校     令和3年度学校評価の実施状況 1 自己評価を実施した人数   教 諭36 寄宿舎指導員9 事務1 計46 2 学校関係者評価を実施した人数   学校評議員4 PTA役員9 その他9   計4 3 外部アンケート等を実施した人数   保護者22 生徒29 その他0 計51 4 学校評価結果の公表方法等 自己評価 ホームページへの掲載 学校関係者評価 ホームページへの掲載 5 令和2年度の学校評価を踏まえ、令和3年度改善した点 (いじめ問題に関すること等)     ①スクールカウンセラーを活用し、児童生徒・保護者支援の取り組み。  ②スクールロイヤー、スクールカウンセラーを活用したいじめ防止等についての対策。 6 令和3年度の学校評価で明らかになった課題    ①新しい生活様式をふまえつつ、通常の教育活動を継続していく工夫が求められる。  ②感染拡大のため、校外学習や学校間交流、居住地校交流、校外臨床実習等が実施が少なかった。 7 令和3年度の学校評価を活かした令和4年度の改善点  ①学校間交流、地域との交流の拡充(ICT機器の活用)  ②進路指導の状況に関する情報発信 1 自己評価 (教職員による評価)  結果の概要  【評価項目】 41項目(変更なし) 【回答者数】 60名/75名 回答率80.0% (H31 67名/75) 【回答割合】 全体 A:達成できた      48.3%(幼小51% 中42% 高30% 舎30% 管事現67% )  B:ほぼ達成できた   47.1%(幼小43% 中51% 高69% 舎69% 管事現32% )  C:やや達成できなかった 4.2%(幼小5% 中6% 高2% 舎2% 管事現0% )  D:達成できなかった  0.3%(幼小0% 中0% 高0% 舎0% 管事現0% ) 【課題】C・Dの合計が全回答数の20%を超えた評価項目 設問28(4教育活動全般)CD合計(34.5%) 居住地校交流,学校間交流等を計画的に実施し,交流及び共同学習の充実が図られている。  ※H31年度 CD合計 0.0%から 大幅に増加している。 参考【CD評価合計10%以上】 設問11(2校務運営)CD合計(18.3%) 総合教育センター等各種公的研修会への積極的な参加のもと資質を高めるとともに,研修成果を教育実践に活かしている。 設問39(7その他)CD合計(10.3%) PTA活動の充実を目指して,会員相互の協力体制づくりに努め,計画的に実施している。 【自由記述】 ・密を避けるため活動などに制限がある項目(交流及び共同学習や、PTA活動)は、達成できなかったと評価した。(幼少) ・今年度はコロナの影響を受けていて、校外学習など(交流もふくめ)難しい感触をうけた。(中) ・コロナ禍のため、予定していた行事の多くが中止・縮小を余儀なくされた、試練の一年だと思います。(中) ・「輝け沖盲の宝」「チーム沖盲」で各学部や部署の様子を知ることができます。100周年に向けても自分ができることを頑張っていきたいと思います。(事現) 5【課題等に関する考察】  H31年度は、CD評価の合計が10.0%を超える評価項目はなかった。  今年度は、設問28が大幅増で34.5%、設問11と設問39も10.0%を超えたが、いずれも新型コロナウイルス感染症の拡大の影響を大きく受けたと考えられる。  学校の新しい生活様式の中で対応していくために、リモートでの研修や感染防止策を徹底しつつ校外での活動やPTA活動など、さらなる工夫が必要である。 2 学校関係者評価(学校評議員による評価) 学校評議員 沖縄盲学校同窓会 真地団地自治会会長 イオン琉球株式会社 マックスバリュ 一日橋店 店長 沖縄女子短期大学 准教授  学校経営基本方針の説明、各学部授業参観、各学部の教育活動紹介や教職員による自己評価、児童生徒・保護者アンケートの結果などを踏まえ、以下の6項目について学校評議員による評価を行った。各項目を「A:十分、B:やや十分、C:やや不十分、D:不十分」で評価した。    評価結果と自由記述  1 本校の教育目標   学校は教育方針をわかりやすく伝えている。 【評価結果 A 十分:4名】  ・学校の様子から伝わってくる。(実施要項等)  ・校長通信を通し、分かりやすく教育方針を伝えていたことがわかる。 2 本校の教育実践   学校は教育課題について適切に取り組んでいる。 【評価結果 A 十分:4名】  ・触る能力、体力に力を入れて頂きたい。  ・コロナ禍の中、工夫、ご苦労なさっているの感じとれます。 3 本校の健康・安全  学校は健康・安全教育に取り組んでいる。 【評価結果 A 十分:4名】  ・厳し過ぎて、遊びなど萎縮や恐怖が生まれないように遊ばせて頂きたい。  ・児童生徒の思いに違いがある、安全面での指導は大変ですね。(避難訓練など)  ・早期からコロナ感染予防に取り組まれていた。 4 本校の環境美化   学校は校舎内外の環境美化に取り組んでいる。 【評価結果 A 十分:4名】  ・生徒自らもどんどん参加させて学ばせてもらいたい。  ・素晴らしい。散歩で訪れる方がたくさんいると聞いています。 5 本校の進路指導   学校は適切な進路指導に取り組んでいる。 【評価結果 A 十分:3名 B やや十分:1名】  ・個々の希望や目的が委縮しないように支援して頂きたい。  ・進路指導に関する情報提供が不十分なための評価です。 6 本校のPTAや地域との連携  学校はPTAや地域と連携し、円滑な学校運営に取り組んでいる。 【評価結果 A 十分:4名】  ・このコロナの中では困難もありますが、大いに交流が進む工夫をお願いします。  ・保護者からの評価が高く良いと思う。「輝け沖盲の宝」お待ちしています。   【課題等に関する考察】  1、2、3、4、6の項目ではすべての評議員が「十分」と評価、5の項目で「十分」3、「ほぼ十分」1と評価。各項目に関する意見・感想でも、学校の取り組みを評価する内容が多いが、進路指導については、学校からの情報提供が不十分との指摘がるため、進路状況の説明や進路だよりなどによる取り組みについて説明する機会を設ける必要がある。 3 外部アンケート等 (1)保護者アンケート  結果の概要  1【評価項目】 17項目(変更なし) 2【回答者数】 22 /44名(H31 29/54名)(保護者総数・回答数は減少) 3【回答割合】 全体 ( )はH31  A:そう思う      75.9%(67.3%)  B:ややそう思う    23.0%(31.7%)   C:ややそう思わない  0.3%( 0.8%)  D:そう思わない     0.8%( 0.2%) 4【課題】C・Dの合計が全回答数の20%を超えた評価項目はない (2)児童生徒アンケート  児童生徒アンケート結果の概要  1【評価項目】 13項目(変更なし) 2【回答者数】 29 /44名(H31 37/54名)(小学部3名、中学部10名、高等部16名) 3【回答割合】 全体 ( )はH31  A:そう思う     56.5%(63.0%)  B:ややそう思う   28.4%(25.5%)  C:ややそう思わない  8.5%( 8.2%)  D:そう思わない    6.6%( 3.3%) 4【課題】C・Dの合計が全回答数の20%を超えた評価項目  設問9 校外学習や就業体験などで地域に出て学習する機会がある。  A:12(42.9%) B:5(17.9%) C:4(14.3%) D:7(25.0%)   【CD合計】11(39.3%)【内訳】小D1、中C2・D1、高C2・D5   ※H31年度 2.7% (小C1のみ)から大幅に増加している。  設問11 他の学校や地域の方々と交流する機会がある。  A:10(34.5%) B:8(27.6%) C:5(17.2%) D:6(20.7%)   【CD合計】11(37.9%)【内訳】中C2、高C3・D6   ※H31年度 30.6% から増加している。  設問13 創立100周年記念事業のことについて、よく知らされている。  A:10(34.5%) B:9(31.0%) C:7(24.1%) D:3(10.3%)   【CD合計】10(34.5%)【内訳】小C2・D1、中C2・D1、高C3・D1   ※H31年度 27.0% から増加している。 5【改善点】  設問7 先生に悩み事や困ったことなどを相談しやすい。  A:13(44.8%) B:12(41.4%) C:3(10.3%) D:1(3.4%)   【CD合計】4(13.8%)【内訳】高C3・D1   ※H31年度 24.3% から改善している。 6【課題に対する考察】  設問9、設問11とも、新型コロナウイルス感染拡大のため、校外学習や学校間交流、居住地校交流、校外臨床実習等が実施できなかったことによると思われる。学校の新しい生活様式をふまえつつ、通常の教育活動を継続していく工夫が求められる。  設問13は、休校期間中で5月1日の創立記念日集会ができなかったため、今年が創立99周年で、ちょうど1年後に100周年記念式典・祝賀会が開催されることなどを周知する機会がなかったことが影響していると思われる。今後児童生徒へも取り組みについて周知するようにすることと、実際に児童生徒が関わる場面も必要である。