沖縄盲学校

学校案内

【本校校歌】

作詞・作曲 中村 文

嵐は過ぎぬ暁の 雲輝ける高原に
  平和の鐘をきく時ぞ われらは集う手をとりて
  めざす光を求めつつ ああ歌わなん わが学舎

2.春風さそう指先に 読むや点字の人の道
  理想の光燃ゆる時 聞くや世に立つ人の意地
  まどかな月を 身に浴びて
  ああ育ちゆく わが学舎

3.たどるやみ路のけわしとも 和む大空この庭に
  結ぶ心の豊かなる 文化の潮に竿さして
  あしたの生命(いのち) 讃えつつ
  ああ進まなん わが学舎

校歌の動画を試聴はする際は、こちらをクリック

1.本校教育の特色
 沖縄盲学校は南風原町兼城にあり、視覚に障害がある(全盲及び弱視)幼児・児童・生徒が在学しています。幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を行うとともに、まったく見えない人だけでなく、その人の視力の程度に合わせた教育を行い、視覚の障害に基づく種々の困難を改善・克服し、積極的に社会参加・自立する社会人を育成するための教育を行っています。

 高等部には、普通科と専門教育(あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師の免許取得のため)を主とする保健理療科、理療科が設置されており、経済自立を目指した職業教育が行われています。また、本校においては視覚に障害がある方の『教育相談』も適宜行っており、乳幼児から中途失明の成人の方の相談に応じています。なお、学習内容の1つとして本校では視力の弱い方のために音声によるパソコン指導も取り入れています。

2.沿革概要
 1921年(大正10年) 沖縄訓盲院創設(那覇市天妃町)
 1943年(昭和18年) 県立盲聾唖学校となる
 1951年(昭和26年) 沖縄盲聾唖学校(首里石嶺)
 1954年(昭和29年) 琉球政府立沖縄盲聾唖学校
 1959年(昭和34年) 盲、ろう分離。琉球政府立沖縄盲学校
 1972年(昭和47年) 沖縄県立沖縄盲学校(祖国復帰)
 1981年(昭和56年) 新校舎竣工、移転(南風原町兼城)
 2013年(平成25年) 南風原2代目校舎竣工、完成。
 2016年(平成28年) 創立95周年、新運動場完成(H28.5月)
 2017年(平成29年) 正門完成(H29.5月)

3.本校の教育目標

▼ 校訓

「清く明るく よく学び 光り輝く」

 沖縄県教育委員会の教育目標及び教育施策等を基本とし、本校創立者である初代校長高橋福治氏の思いである「視聴覚障害者が働き自立する力を身につける教育を根づかせ、広めること」を継承・発展するため、また、本校の校章の願いである「鏡の如く清く明るい気持ちでよく学び(点字又は墨字)光を世の中に輝かせましょう」を土台に幼児児童生徒が健康でたくましく、心豊かに成長・発達する過程において、自立と社会参加、貢献できる力の育成を目指す教育実践に努める。

4.教育目標達成のための方針

 カリキュラム・マネジメントの確立を図り、人的・物的・財政的・組織的条件を整備し、効率的・機能的な運営を行う。また、視覚障害と複数の障害種に対応し、幼児児童生徒の「生きる力」を育む教育の充実の為、全職員・保護者・地域が一体となって取り組み、学校経営の柱として「開かれた学校づくり」「魅力(特色)ある学校づくり」「安心・安全な学校づくり」「信頼される学校づくり」をめざす。

5.各学部の教育目標

(1)幼稚部

➀ 元気で明るく、たくましい子

➁ よく見て、よく触って、よく表現する子

➂ 友達と仲良く遊ぶ子

➃ 自分の力でやろうとする子

➄ 身の回りのことが、自分でできる子

(2)小学部

➀ 健康で明るく、たくましい子

➁ 進んで学び、よく考える子

➂ 心豊かで思いやりのある子

➃ 最後までがんばる子

➄ 自分のことは自分でできる子

(3)中学部

➀ 健康・安全に心がけ、気力・体力を高める。

➁ 見津からの進路に向けて自ら学び、学力を高める。

➂ 協調性と思いやりの心を育む。

➃ 最後まで粘り強く、やり抜く態度を養う。

➄ 自立し、社会参加するための力や態度を養う。

(4)高等部

➀ 自己の健康管理機能力を高める。

➁ 自ら学び、学力の向上と職業能力の強化に努める。

➂ 自己の確立と協調性の育成に努める。

➃ 最後までねばり強く努力し成し遂げる姿勢を育む。

➄ 社会人としての自覚と豊かに人間性の育成に努める。

6.幼児児童生徒の学部・学年別在籍数(R4.4.10現在)

幼稚部:計3人(1学級)

小学部:計9人(5学級)

中学部:計6人(3学級)

高等部(本科普通科):計13人(5学級)

高等部(専攻科保理科):計7人(3学級)

高等部(専攻科理療科):計7人(3学級)

詳しくはこちらの資料P.2左を確認下さい。

7.高等部専攻科の特色

 (1) 保健理療科
 視覚障害者の社会自立の道として、あん摩・マッサージ・指圧師としての技能と知識を習得し、課程修了後は、その国家試験を受験することができます。
 (2) 理療科
 視覚障害者の社会自立の道として、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、灸師としての技能と知識を習得し、課程修了後は、その国家試験を受験することができます。

8.寄宿舎
 寄宿舎は通学困難な児童生徒の入舎を原則としつつ、異年齢の仲間が寝食を共にし、集団生活の中で助け合い、協力し合い、励まし合いながら楽しく豊かな生活と学習をする場です。

▼ 寄宿舎の教育目標
 本校教育目標に基づき、安全の確保と健康管理に留意し、集団生活及び自治活動を通して、児童生徒の健全な人格育成に努める。
 (1) 健康と安全を図る。
 (2) 障害を克服し、自立できるようにする。
 (3) 他者を尊重し、協調する態度を育てる。
 (4) 生活経験を豊かにし、社会性を身につける。

9.経費について

 通学費、給食費等は家族の収入に応じて、その全部又は一部が支給されます。授業料は無料、教科書は無償です。

10.外来治療室について
 あん摩、マッサージ、指圧、はり、灸は、健康の維持増進・労働力の回復や病気の治療などに大きく貢献し、現在でも医療の一翼を担っています。県内唯一の盲学校では、完備された施術施設を整え、授業の一環として近郊の外来患者を受け入れています。臨床の実習をとおし、より多くの症例を体験し、将来あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師として社会に貢献できる力量を身につけるよう指導を行っています。(1、2年で基礎的な理療の実技及び実習を終えた3年生が、臨床にあたります。)

▼ 予約受付時間

9:00~11:30 ( 水曜日のみ 9:00~9:30)

▼ 治 療 日

月曜日から金曜日まで毎日 (土・日および祝祭日、長期休業日を除く)

▼治療時間

月火木金 13:30~(1時間程度)

水 9:50~(1時間程度)

※ 治療は授業の一環として行われるため、治療開始10分前までには来校をよろしくお願いします。

▼ 以上の内容をPDF版でもご覧になれます。

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