沖縄盲学校

学校案内

<本校教育の特色>
 沖縄盲学校は南風原町兼城にあり、視覚に障害がある(全盲及び弱視)幼児・児童・生徒が在学しております。幼稚園、小学校、中学校、高等学校に準じた教育を行うとともに、まったく見えない人だけでなく、その人の視力の程度に合わせた教育を行い、視覚の障害に基づく種々の困難を改善・克服し、積極的に社会参加・自立する社会人を育成するための教育を行っています。高等部には、普通科と専門教育(あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師の免許取得のため)を主とする保健理療科、理療科が設置されており、経済自立を目指した職業教育が行われています。また、本校においては視覚に障害がある方の『教育相談』も適宜行っており、乳幼児から中途失明の成人の方の相談に応じています。なお、学習内容の1つとして本校では視力の弱い方のために音声によるパソコン指導も取り入れております。

<沿革概要>
 大正10年  沖縄訓盲院創設(那覇市天妃町)
 昭和18年  県立盲聾唖学校となる
 昭和26年  沖縄盲聾唖学校(首里石嶺)
 昭和29年  琉球政府立沖縄盲聾唖学校
 昭和34年  盲、ろう分離。琉球政府立沖縄盲学校
 昭和47年  沖縄県立沖縄盲学校(祖国復帰)
 昭和56年  新校舎竣工、移転(南風原町兼城)
 平成25年  南風原2代目校舎竣工、完成。
 平成28年  創立95周年、新運動場完成(H28.5月)
 平成29年  正門完成(H29.5月)

<本校の教育目標>
 幼児児童生徒個々の障害の程度や発達段階に応じた適切な 教育を行い、障害による学習・生活上の困難を改善・克服し、主体的に学び、生活する能力と態度、意欲を養い、健康でた くましく、心豊かな生きる力を身につけ、自立し社会参加する人材の育成を図る。

<教育目標達成のための基本方針>
 (1) 基本的生活習慣の確立を図る。
 (2) 自ら学び、自ら考える力を育成する。
 (3) 健康で安全な生活を実践する能力・態度を育てる。
 (4) 一人一人の可能性を見つめ、各人の能力及び適性等の伸長を図る。
 (5) 社会の変動を見極め、正しい判断と理性的態度で対処できる能力を育てる。
 (6) 豊かな心を身に付け、主体的に実践する能力・態度を育てる。
 (7) 郷土の文化や伝統を重んじ、国際的な広い視野に立って思考する能力を育てる。

<各学部の教育目標>
 (1) 幼 稚 部
  ① 元気で明るい子
  ② よく見て、よく触って、よく表現する子
  ③ 思いきり体を動かし、よく遊ぶ子
  ④ 身の回りのことが、自分でできる子
 (2) 小 学 部
  ① 健康で明るく、たくましい子
  ② 進んで学び、よく考える子
  ③ 心豊かで思いやりのある子
  ④ 自分のことは自分でできる子
 (3) 中 学 部
  ① 自ら学び、学力を高める。
  ② 自立心を高め、社会性を身につける。
  ③ 健康・安全に心がけ、気力・体力を高める。
 (4) 高 等 部
  ① 自己の健康管理能力を高める。
  ② 学力の向上と職業能力の強化に努める。
  ③ 自己の確立と協調性の育成に努める。
  ④ 社会人としての自覚と豊かな人間性の育成に努める。


<高等部専攻科の特色>
 (1) 保健理療科
 視覚障害者の社会自立の道として、あん摩マッサージ指圧師としての技能と知識を習得し、課程修了後は、その国家試験を受験することができます。
 (2) 理療科
 視覚障害者の社会自立の道として、あん摩・マッサージ・指圧師、はり師、灸師としての技能と知識を習得し、課程修了後は、その国家試験を受験することができます。

<寄宿舎について>
 通学困難な児童生徒には寄宿舎があります。

<経費について>
 通学費、給食費等は家族の収入に応じて、その全部又は一部が支給されます。授業料は無料、教科書は無償です。

<外来治療室について>
 あん摩,マッサージ,指圧、はり,灸は、健康の維持増進・労働力の回復や病気の治療などに大きく貢献し、現在でも医療の一翼を担っています。県内唯一の盲学校では、完備された施術施設を整え、授業の一環として近郊の外来患者を受け入れています。臨床の実習をとおし、より多くの症例を体験し、将来あん摩マッサージ指圧師、はり師、灸師として社会に貢献できる力量を身につけるよう指導を行っています。(1、2年で基礎的な理療の実技及び実習を終えた3年生が、臨床にあたります。)

  ◇受付時間/9:00~11:30
  ◇治 療 日/月曜から金曜までの毎日
    (土・日および祝祭日、長期休業日を除く)
  ◇治療時間/午後1:30~(1時間程度)
  ※尚、治療は授業の一環として行われるため、治療開始10分前までには来校をよろしくお願いします。